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matrishkaの日記

毎日の出来事や思ったこと

小さい頃、母によく言われた言葉があります。「食べた後にすぐ横んなったら、牛になるで」という言葉です。
消化に悪いで、行儀悪いで、ということだったと思いますが、わたしも食べた後にお腹いっぱ~いと寝転がろうとしてたのでしょう。そう言われながら、自分はどんなふうに牛になるんだろ?と想像していました。まさか牛にはならんやろと思いつつ、でも牛になったら困るし、と起き上がっていた記憶があります。

そのおかげで今も食べてすぐに、横になることはありません。ただ、遅くに帰って遅くに食べて、ちょっとして寝る時にはいつも、この「牛になる」という言葉を思い出します。

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仕事帰りに自転車の練習をしている親子を通り過ぎました。

ここで、ちょっとした告白(大げさ)です。

わたしがコマ無し自転車に乗れるようになったのは中学3年生の時です。かなり遅いデビューでした。

山の麓にある実家のあたりは坂だらけで、近所のモルモン教を布教しているアメリカ人の若者たちがヘルメットかぶって笑顔で自転車に乗っている姿はよく見かけますが、それほど自転車が走っていません。小学校に通ってた頃に友達と自転車で出かけるということも家の近くではありませんでした。そんなこんなを言い訳に、自転車に乗れんでもええやん、と生活している時に転機は訪れました。

中3の夏のキャンプ、確か長野県に行きました。その日程にサイクリングと書かれていたのです。「うわあ、どうしよう、乗れへんやんか~」真っ暗になりました。親しい友達に「実は自転車乗れへんねん…」と告白しました。友達の反応は覚えていませんが、やるしかないなと。自転車乗れんのなんか、私だけで恥ずかしいし、そのキャンプの日程をパスするわけにはいかんしな。父親にそれを今更告白するのも、えらく恥ずかしいものでした。
父は快く自転車指導役を引き受けてくれました。物置化していた土間の奥から錆びかけたママチャリを出してきて練習が始まりました。

父が仕事から帰り夕食後に練習開始。明るいうちに練習はしたくなかったので助かった気持ちです。
最初はもちろん乗れません。何度もこけました。それでも乗れるようにせんと…と運動神経ゼロも2、3日で乗れるようになりました。父も根気よく励ましてくれました。乗れるようになると、興奮して「ちょっとこの辺まわってくる!」と言ってぴゅーっと。今思うと、父はどんな思いで自転車に乗ってるわたしの後姿を見てたんかなあと思います。それにしても、あの初めて乗れた時の気持ち良さは、今まで経験したことなかった感触でした。
乗れるようになると、もっと乗りたくなって坂を下り、上りもしました。

父のおかげで無事にキャンプでも自転車ツアーをに参加することができました。友達も「ようやったやんか~」と。真夏の炎天下の中、汗びっしょりでした。その中、参加できたのが楽しくてうれしくて、恥ずかしかったけど練習してよかったやんかと心から思いました。

そんなことを思い出した、まだまだ寒い3月の夜でした。



※書きながら頭の中をめぐっていた曲です※



テーマ:ひとりごと - ジャンル:日記